2023年10月25日
日時:2023年12月2日(土)午前・午後
場所:北海学園大学 教育会館 AV4(札幌市豊平区)
参加方法:現地参加とオンライン併用
午前:一般報告会(9:30~12:00)
午後:シンポジウム(13:00~17:00)
夕方:懇親会(18:00~20:00)
参加予定者は以下のQRコード化URLから参加申込フォームにアクセスしてください。
https://forms.gle/yJCoewRAkaocxrJy5
<一般報告のプログラム>
報告:20分以内 質疑:10分
第1報告(9:30~10:00)
宮澤晴彦(北日本漁業研究会 会長)
漁業者主体型直売所の特徴と漁家経営に及ぼす効果-石狩市厚田地区の事例分析-
第2報告(10:00~10:30)
工藤貴史(東京海洋大学)
北海道における漁村地域の限界集落化 -地理情報システム(GIS)による分析-
第3報告(10:30~11:00)
田口さつき(農林中金総合研究所)
日本人の食生活の変化とカルシウム摂取-魚食との関連
第4報告(11:00~11:30)
ファベネック ヤン 海舟(笹川平和財団海洋政策研究所)
『国際漁業資源』と『北極海航路』:ロシア連邦の漁業政策方針から考察する北西太平洋の海洋ガバナンスを待ち受ける今後の課題
第5報告(11:30~12:00)
今井 智(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所
サーモン養殖における閉鎖循環システムの活用による課題解決
<シンポジウム・プログラム>
北日本における養殖サーモン類の種苗生産の動向と政策課題
水産政策の改革は,「水産資源の適切な管理を通じた水産業の成長産業化を図り,漁業者の所得向上と年齢バランスのとれた漁業就業構造を目指す」ものとしてスタートした。ここにある「水産業の成長産業化」とは主として魚類養殖業であると見られている。
他方,東北エリアや,北海道太平洋側や日本海側南部においては,アキサケの不漁が漁村経済に大打撃を与えている。そのような中,それらのエリアでは,サーモン養殖の試験事業が行われるようになった。ある意味,サーモン養殖はアキサケ不漁地帯の救世主として見られている。
しかしながら,サーモン養殖の拡大を進めていくにはいくつかの問題・課題がある。なかでも,種苗供給体制が脆弱であることが指摘されている。試験事業が本格操業に発展する段階になると,このことが必ずボトルネックになると見られている。
本企画では,現在サーモン類の種苗生産体制にかかわる方々に現在の種苗生産体制について報告をしてもらい,サーモン類種苗の生産・供給動向を捉えながら,安定供給体制の構築に向けてどのような政策課題があり得るのか,議論を深めていきたい。
企画:濱田武士(北海学園大学)
趣旨説明(13:00~13:05):
ファシリテーター 佐野 雅昭(鹿児島大学)
第1報告(13:05~13:35):
楠田 聡(北海道総合研究機構 さけます・内水面水産試験場内水面資源部長)
北海道における内水面養殖業の現状と課題
第2報告(13:35~14:05):
平井俊郎(岩手大学三陸水産研究センターセンター長)
海面サーモン養殖における種苗安定供給 釜石はまゆりサクラマスから見た課題
第3報告(14:05~14:40):
鈴木宏介(日本サーモンファーム株式会社社長)
サーモン養殖事業産業化への課題
第4報告(14:40~15:10):
戸川富喜(ニチモウ株式会社 養殖開発室長)
ニチモウグループにおけるサーモン養殖事業について(種苗生産を中心に)
<5休憩>
第5報告(15:15~15:25):
柿沼忠秋(水産庁栽培養殖課長)
関連政策の解説
コメント(15:25~15:35):
工藤貴史(東京海洋大学)
<5休憩>
総合討論(15:40~17:10)
北海学園大学から歩いて10~12分程度
ダルマホール
(〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条4丁目5-15 tel:011-831-8115)
予算:5000円
学会誌『北日本漁業』の一般投稿論文を受け付けます。
漁業経済学会会員はどなたでも投稿可能です。
投稿規定、執筆要領は当面これまでと変更ありません。
投稿締切は令和6年2月29日必着。
送付先は以下の通りです。
〒759-6595 山口県下関市永田本町2-7-1
水産大学校内・北日本漁業学会誌編集委員会
甫喜本憲 宛
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